
2020年2月21日放送の『爆報!theフライデー』では風船おじさんこと鈴木嘉和さんのご家族が出演します。
風船おじさんとはヘリウムガスを入れた風船にゴンドラを付けて、アメリカへ向かいそのまま消息不明になった人物です。
この事件は1992年に起き、テレビでも大々的に報道され当時話題となりました。
『爆報!theフライデー』では風船おじさんのご家族が出演し、新事実を公開するようです。
放送に先駆けて、鈴木嘉和さんの娘さんについて調べてみました。
風船おじさんとは?現在はどうなっている?
風船おじさんこと鈴木嘉和さんはヘリウムガスを入れた風船とそれにゴンドラをくくりつけて、空を飛行するのが趣味でした。
当時からその行為が危ないと言われていましたが、ついた1992年11月23日に琵琶湖畔からアメリカを目指し飛び立ってしまいます。
そのゴンドラにはビニール製の風船26個が使用され、「ファンタジー号」と名付けられました。
大変危険なので運輸省から許可は出ていませんでした。
飛び立った翌日の24日は携帯電話で家族と連絡が取れましたが、現在でもその後消息は不明となっています。
風船おじさんの娘や妻、家族は?
<引用-Famirosa Harmony公式サイト>
左から 優美子さん(次女) 恵美子さん(長女) 彩音さん(恵美子さんの娘) 富美子さん(三女)です。美人一家ですね。
風船おじさんこと鈴木嘉和さんは奥さんと娘が3人いました。
鈴木嘉和さんピアノ調律師、母親がピアノ教師、娘たちは皆音楽に携わる仕事をしている音楽一家になっています。
鈴木嘉和さんは結婚して6ヶ月後に行方不明になってしまい、3人の娘は奥さんの連れ子です。
長女の恵美子さん
長女の恵美子さんはピアニスト、ヴォーカリストです。
桐朋学園大学演奏学科ピアノ科を卒業し、母と三姉妹によるアンサンブル・グループ『Famirosa Harmony(ファミローザ・ハーモニー)』で現在でも活動中です。
次女の優美子さん
次女の優美子さんもピアニスト、ヴォーカリストです。
国立音楽大学声楽科卒業しています。
三女の富美子さん
三女の富美子さんはバイオリニストで、国立音楽大学器楽学科ヴァイオリン専攻を卒業しています。
三人共同じ音楽の道をたどりながら、学校は全て違う学校を選んでいます。
鈴木嘉和さんは行方不明になった当時52歳。
ピアノ調律師を営みながら、ピアノ向けのマイナスワンテープ(練習用の音源)を販売していました。その他にも麻雀荘やレストラン、コーヒーサロンなども経営していましたが、5億円程の借金を抱えて倒産してしまいます。
アメリカに向かうのも、太平洋を横断して負債を返済するためだと語っていました。
残された奥さんはその借金を返済しながら、娘たちを育てていました。
役10年前のインタビューでは「必ず生きていると信じている」「彼のために引っ越さないで待っている」と語っています。
風船おじさんの娘や奥さんを見て…
結婚して半年でこんなことになってしまうなんて、悲劇と捉えてたらいいのかドラマティックに捉えたらいいのか、わかりません^^;
しかし鈴木嘉和さんを愛していることは伝わってきます。
娘さんたちはどんな心境だったかわかりませんが、逆に長く一緒にいすぎなくてよかったのではないかと思います。
現在は事件から28年も経っており、音楽家として皆成功しているのを見ると少しホッとしました。